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市場拡大中のホットメルト状況

 

ホットメルトは、技術開発が年々進み、今日ではお客様のラインに対応した接着システム、工法が開発

されました。その為、国内のホットメルト生産量は前年比4.1%UPと他の接着剤が減少するなかで

毎年確実に伸びています。また、日本のホットメルトの技術は世界水準を超えるレベルに達しています。

今までは、製本・建材・紙おむつなど限られた業種での使用でしかありませんでしたが、

最近では、自動車・家電・電子部品・繊維など多くの産業で採用されるようになっております。

採用が増えた理由は、①多品種短納期によるラインスピードUP②環境対策による溶剤系の代替

③人手不足による生産工程の自動化④品質の向上⑤トータルコストダウンなどです。

これらの問題を解決ができるホットメルトが年々いろいろな産業で使用が増えています。

品番も豊富で、用途に合わせたホットメルトがあり、製品スペックに合ったご提案が可能です。

 

最新ホットメルト

 

これまでホットメルトの樹脂と言えば、エチレン(EVA)・ゴム・オレフィン

・ポリエステルなどが主力でした。

しかし、これらの樹脂のホットメルトは耐熱性・耐久性・耐水性に難がありました。

それらの問題点を解決した反応型ホットメルトが急激に拡大しています。

反応型ホットメルトと通常のホットメルトの違いは、通常のホットメルトは

最初に熱を加えてホットメルトを液状に溶かし、接着して冷えると固まります。

しかし、また熱をかけるとホットメルトが軟化して剥がれます。

反応型は、最初は普通のホットメルトと同じですが、固化後数日すると

熱をかけても軟化せずに剥がれません。耐熱・耐水・耐久性があります。

反応型の代表はPURで、ポリウレタン反応型ホットメルトの頭文字を取ってPURと言います。

最新では、PUR以外に、POR(オレフィン反応)シリコン系反応型ホットメルトなど

いろいろな樹脂の反応型ホットメルトが市場に出てきています。

耐水・耐熱・耐久・異種材料接着など従来のホットメルトでは不可能であった分野に

進出をしています。

弊社では各種反応型ホットメルトをご用意しております。ご相談承ります。

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